DASUケアLAB® 代表 大関美里

※本記事は日総研季刊誌『地域包括ケア時代の通所&施設マネジメント』2020年8月配本号掲載記事を一部改変したものです。
排せつ支援加算算定に向けた取り組みの実践例
今回紹介するのは,兵庫県芦屋市で30年以上の歴史を持ち,大阪湾まで一望できる場所に建つ,社会福祉法人聖徳園特別養護老人ホームあしや聖徳園での取り組みです。

同施設では「人々の期待に応え,高い信頼を得るために」という理念の下,高齢者・障害者の良質な生活を支えるという行動指針にもあるように,まさに良質な生活を「排泄支援」から考えていこうと,2019年より排せつ支援加算の算定を開始しました。
同施設が排せつ支援加算の算定に取り組むきっかけの一つとなったのは,2019年5月に排泄支援についての研修で私が講師としてうかがい,加算について説明したことでした。
その後,全国老人福祉施設協議会発行の『施設系サービスにおいて排泄に介護を要する利用者への支援にかかる手引き【平成30年度介護報酬改定対応版】』を現場リーダーが読み込んだ上で実施に至りました。算定の対象となったのは,K氏(101歳,女性)です。
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